毛孔性苔癬のできる原因と治し方のポイントは?

半袖を着るときなどに気になる二の腕のブツブツは、毛孔性苔癬という皮膚疾患である可能性があります。

 

毛孔性苔癬とは、二の腕や太ももの内側、お尻などにブツブツ(丘疹)ができる皮膚疾患で、このブツブツは、毛穴の中に角質が詰まることが原因で生じます。

 

人間の皮膚の表面には角質が層状に積み重なっており、人間の皮膚はこの角質層を周期的に古い角質と新しい角質を入れ替えることで、キメ細やかな状態を保っています。

 

古い角質は皮膚の表面まで押し出され、最終的に垢として排出されるわけですが、何らかの原因で毛穴の出口付近の古い角質の排出がスムーズにいかなくなると、角質が毛穴を詰まらせてしまうため、丘疹ができてしまういうわけです。

 

この丘疹は通常は皮膚と同じ色をしていますが、ニキビのように常在菌の繁殖で軽度の炎症が起こり、赤みを帯びることもあります。

 

とはいえ、痛みなどの自覚症状はほとんどなく、まれにかゆみを伴う程度で、健康上大きなリスクがあるわけではありません。

 

毛孔性苔癬の治し方として一般的なのは、皮膚科などで処方される尿素配合のクリームを使う方法です。
尿素配合のクリームは即効性はありませんが、硬くなった丘疹を柔らかくして毛穴に詰まった角質の排出を助ける働きがあるので、根気よく使い続けることで丘疹を改善する効果が期待できます。

 

美容皮膚科の保険外治療を利用するならば、ピーリングやレーザー治療などニキビ治療でも利用される様々な治し方が考えられます。

 

また、薬を使った治し方では、近年日本でもニキビ治療への使用が認められたレチノイド製剤という外用薬を塗る方法があります。

 

レチノイドの外用薬は、表皮での角質細胞が硬くなるのを抑え、毛孔性苔癬の原因となる毛穴への角質の詰まりを予防・改善する効果が期待できるので、毛孔性苔癬の改善にも効果的です。

 

ちなみに、できはじめの軽度な丘疹ならば市販のピーリング石鹸などで洗浄するのも有効な治し方といえますが、気づく頃にはセルフケアでは手に負えない状態になっていることが多いので、まずは美容皮膚科に相談してブツブツの原因を正確に把握した上で適切な治療を受けることをお勧めします。

毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)の治療方法の解説

毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)の治療法には色々あり、一般的な治療法(保険適用)ではドクターの判断により、イボやニキビなどの角化症に効果のある漢方薬の「ハトムギ(ヨクイニン)」を処方される場合もあります。そして角質を溶解する作用のあるサリチル酸や尿素が配合されたクリームを使って皮膚を軟らかくします。これは角質を除去する効果があります。そしてヘパリン類似物(製品名ではヒルドイド(R)など)などが配合された保湿クリームが処方されることもあり、これは乾燥してより角質化が進まないように保湿を行うために使われます。

 

そして、毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)の治療には保険適用外のものもあります。一つ目には「ケミカルピーリング」といって皮膚の表面に薬剤を塗り、皮膚表面の角質や毛穴に詰まっている角栓を溶かして除去するという方法があります。治療では毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)の症状に適しているものを、いくつかある種類の薬剤の中から選び、塗布する時間や濃度をドクターが決め処置します。

 

二つ目には「レーザー照射」という方法があり、治療の時に使うレーザーはアレキサンドライトレーザーなどやフラクセルというレーザーを使用します。

 

アレキサンドライトレーザーなどのレーザーは脱毛に使用するもので、毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)は角質と毛が一緒になって毛穴に詰まることが多いので、脱毛を行い毛穴を詰まりにくくすることを目的として使用します。
「フラセル」は症状がある部分の皮膚を新しい皮膚に入れ替えることで治療をしていく方法です。

 

そして三つ目には「ダーマローラ」という方法があります。皮膚に細い針の付いたローラーを使用し見えない穴を開け
肌の再生を促す方法で、これは創傷治癒の力を利用した方法です。

 

保健適用と保険適用外のものにはそれぞれ違ったメリットがあります。保険適用のメリットは「経済的な負担が軽い」ことです。そして保険適用外のメリットは「比較的に早い期間で良くなる」ことが多いという点です。

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毛孔性苔癬対策のための薬・漢方にはどんなものがある?

毛孔性苔癬は毛穴の周りの角質が大きくなり穴が塞がることによって生まれる皮膚疾患です。
症状として、ブツブツとした小さなニキビ状の発疹が二の腕や背中、足などに現れます。

 

体に悪影響を及ぼすは無く、重大な病気を引き起こす心配はありませんが、かゆみを起こしたり肌にブツブツが出来たりと決して良いものではありません。

 

では毛孔性苔癬対策に有効な薬や漢方にはどんなものがあるのでしょうか。
毛孔性苔癬対策に効く薬・漢方について紹介します。

 

薬で対策治療に使われるのは尿素軟膏やサリチル酸ワセリン軟膏などの保湿力のある外用薬や角質を分解する薬です。
尿素軟膏は市販でも広く流通しています。尿素は高い保湿力を持つだけでなく、毛穴を塞いでいる角質を分解してくれる効果もあります。

 

サリチル酸ワセリン軟膏はイボ治しとしても知られていますが、毛孔性苔癬にも効果があります。サリチル酸ワセリン軟膏には古く硬くなった角質を皮膚から剥がす効果があります。副作用も特にない安心できる薬です。
漢方で効果があるものの代表としてはハトムギやドクダミが有名です。
ハトムギは旧来から皮膚の腫れや湿疹を治す効果があるとして治療に使われてきました。

 

またドクダミには炎症を抑え解毒する効果があり、こちらも毛孔性苔癬に効果があると言われています。
漢方なので独特の匂いがあり、効果も薬と比べ緩やかですが自然の素材で出来ているため安全に服用できます。
毛孔性苔癬対策にはこれらの漢方や薬が効果的ですが、使用を中止すると症状が再発する恐れがあります。
それは毛孔性苔癬は遺伝によって起こる症状だからです。

 

遺伝により角質が大きくなり、毛穴を塞ぎやすい体質の人は症状が治まったからと言って使用を止めてしまうと、再び角質が大きくなり、毛穴を塞いでしまいます。

 

結果として症状が再発してしまうのです。
だからこそ自身に合った対策を見つけて、継続的に予防を続けていくことが必要なのです。